Full-Mソン、参加報告書
2010年2月7日 戯言 コメント (6)。**本件はMTGとは一切関係ありません**。
マラソン
それは、ドMの、ドMによる、ドMの為のスポーツ。
自らを長時間、これでもかと言わんばかりに痛めつけ、その際に放出される大量の脳内エンドルフィンでビクンビクンするという、ドMには垂涎モノの競技である。
自分は多分Mに属する人間だと思うが、これまでこのスポーツには微塵も興味は無かった。
しかし時は経ち、事情は変わる。
年齢と共に低下する、身体を動かすことへのモチベーションと体力。
共にスポーツを楽しむ、仲間の減少。
増える、体重。
これらの不安は、身体を動かす動機付けとしては十分すぎる理由だった。
***************
以下無駄に長文
***************
そして遡ること、本日より約半年前。
一年上の先輩に運動不足の不安を話した時のことである。
「最近メタボが進行しちゃって・・・」
「じゃ、一緒に運動しない?最近仕事上がりに大阪城の周りを走ってるんだけど」
「そういえば最近ランニングって流行ってますもんね。一回行ってみましょうか?」
「よしきた!詳細メールで送っておくわ!」
とは言ったものの、走ることには全く興味が無いので、軽く逃げたつもりだった。
一回くらい走ってみて、まぁそれで終わるだろうという程度の返事のつもりであった。
し か し
しばらくして、先輩から届いたメール
「木津川フルマラソン、参加のご案内」
え、、、
せ、、ん、、ぱ、、、
「メール届いた??モチベーション上げるために参加登録しといたから!!」
ちょ、、、
おま、、、、
「○○ちゃん(かわいい後輩)も応援に来てくれるって!がんばろう!!」
「ありがどうございまず(即答)」(死亡フラグ成立)
***************
それから毎週練習に参加し、走り方の基礎から地道に会得。
ウェアに費やした経費:約6マソ
周辺雑貨に費やした経費:約3マソ
脳内エンドルフィン:プライスレス
目標は
・6時間程度で完走する。
・1km/7~8分で。
・とにかくマイペース、飛ばさない流されない
・とにかく走りきること。
体力の足りないところは、財力でカバー。
特にウェアはイチローモデルとはにかみ王子モデル、CW-X。
これぞ文明の利器、値段も性能もパネェ。
もう一つ、マラソンの日は2/7、翌週はバレンタイン。
モチベーションは、下心。
***************
そして迎えた当日
会社からの参加者は計10人、応援のかわいこちゃんは3人。
俺の目には両手に抱えきれないチョコ(死亡フラグ)しか見えない!
0回戦
スタート前のテーピングに時間掛けすぎて、会社のみんなより5分くらい出発が遅れる。
でも大丈夫、タイムカウントはスタートゲートを抜けてからさ、マイペースに小便してからスタートだ!
1回戦
~5km 37:56
7.6分/km、うほ、いいペース。
2回戦
~10km 38:00
7.6分/km、ペース作れてる。
だんだん自分に酔ってきたお。これがエンドルフィィィン
3回戦
~15km 36:35
ややオーバーペース。
でも脳内的には、
最高に「ハイ!」ってやつだァァァァァァハハハハハハハハハハーッ
4回戦
~20km 40:09
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『俺はマラソンを続けていた思ったら、「リタイアですか?」と聞かれていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
俺も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
みち、まちがえた orz
5回戦
~25km 45:27
道も間違えたし、なんかやる気無くなってきたお。
なんでおれこんなしんどいことしてんだお。
まじで喉乾いた・・・腹も減った・・・もうすぐ給水所・・・
↓
給水所
↓
こっ!!こんなうまい水!おれ生まれてこのカタ…飲んだことが!ねーーぜぇーーッ!!
なんつーか気品に満ちた水っつーか、例えるとアルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか、スゲーさわやかなんだよ…
3日間砂漠をうろついて初めて飲む水っつーかよぉーっ
とりあえずチョコバー(持参)も食ってから走るかどうか考えるお。
↓
ウンまああ~いっ!こっこれは~っ!この味わあぁ~っ!(以下略)
6回戦
~30km 46:42
下半身全体が痛くなってくる。
一歩進む度に、太ももからふくらはぎまでがギシギシ言い、膝が悲鳴を上げる。
体力的には辛くないのに、足だけが別の意志を持って反乱を起こしているかの様だ。
しかし歩いたとしても同様に痛みが走る。それならば、すり足走法でも良いからゆっくりでも進む。
たまに足をほぐしつつ、給水と糖分補給はしっかりと。
7回戦
~35km 51:32
俺、このマラソン走り切ったら、チョコいっぱい貰えると思うんだ・・・
8回戦
~40km 49:12
計1キロは歩いたけど、もうすぐゴールと思うとテンション上がってきた。
とにかく足を壊さないように、最大限ケアしつつすり足走法で一歩ずつ。
9回戦
~42.195km 22:31
ちょっと歩いて、41キロからは気合で走りました。
「ここを超えれば、夢の195メートル」と見えた時は、一瞬目が潤んだ。
トータル → 6:05:09
マラソンにはドラマがあると言うけれど、様々な死亡フラグをへし折ってゴールした瞬間の高揚感、達成感は、どんなドラマのクライマックスにも負けず劣らず、筆舌に尽くし難いものであります。
今ならどんなことでも根性でできそうな気がする。
GP横浜は貰ったな。
さて、今週のバレンタインが楽しみだ・・・(最後の死亡フラグ)
最後に一言
二度とやるかっ!
マラソン
それは、ドMの、ドMによる、ドMの為のスポーツ。
自らを長時間、これでもかと言わんばかりに痛めつけ、その際に放出される大量の脳内エンドルフィンでビクンビクンするという、ドMには垂涎モノの競技である。
自分は多分Mに属する人間だと思うが、これまでこのスポーツには微塵も興味は無かった。
しかし時は経ち、事情は変わる。
年齢と共に低下する、身体を動かすことへのモチベーションと体力。
共にスポーツを楽しむ、仲間の減少。
増える、体重。
これらの不安は、身体を動かす動機付けとしては十分すぎる理由だった。
***************
以下無駄に長文
***************
そして遡ること、本日より約半年前。
一年上の先輩に運動不足の不安を話した時のことである。
「最近メタボが進行しちゃって・・・」
「じゃ、一緒に運動しない?最近仕事上がりに大阪城の周りを走ってるんだけど」
「そういえば最近ランニングって流行ってますもんね。一回行ってみましょうか?」
「よしきた!詳細メールで送っておくわ!」
とは言ったものの、走ることには全く興味が無いので、軽く逃げたつもりだった。
一回くらい走ってみて、まぁそれで終わるだろうという程度の返事のつもりであった。
し か し
しばらくして、先輩から届いたメール
「木津川フルマラソン、参加のご案内」
え、、、
せ、、ん、、ぱ、、、
「メール届いた??モチベーション上げるために参加登録しといたから!!」
ちょ、、、
おま、、、、
「○○ちゃん(かわいい後輩)も応援に来てくれるって!がんばろう!!」
「ありがどうございまず(即答)」(死亡フラグ成立)
***************
それから毎週練習に参加し、走り方の基礎から地道に会得。
ウェアに費やした経費:約6マソ
周辺雑貨に費やした経費:約3マソ
脳内エンドルフィン:プライスレス
目標は
・6時間程度で完走する。
・1km/7~8分で。
・とにかくマイペース、飛ばさない流されない
・とにかく走りきること。
体力の足りないところは、財力でカバー。
特にウェアはイチローモデルとはにかみ王子モデル、CW-X。
これぞ文明の利器、値段も性能もパネェ。
もう一つ、マラソンの日は2/7、翌週はバレンタイン。
モチベーションは、下心。
***************
そして迎えた当日
会社からの参加者は計10人、応援のかわいこちゃんは3人。
俺の目には両手に抱えきれないチョコ(死亡フラグ)しか見えない!
0回戦
スタート前のテーピングに時間掛けすぎて、会社のみんなより5分くらい出発が遅れる。
でも大丈夫、タイムカウントはスタートゲートを抜けてからさ、マイペースに小便してからスタートだ!
1回戦
~5km 37:56
7.6分/km、うほ、いいペース。
2回戦
~10km 38:00
7.6分/km、ペース作れてる。
だんだん自分に酔ってきたお。これがエンドルフィィィン
3回戦
~15km 36:35
ややオーバーペース。
でも脳内的には、
最高に「ハイ!」ってやつだァァァァァァハハハハハハハハハハーッ
4回戦
~20km 40:09
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『俺はマラソンを続けていた思ったら、「リタイアですか?」と聞かれていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
俺も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
みち、まちがえた orz
5回戦
~25km 45:27
道も間違えたし、なんかやる気無くなってきたお。
なんでおれこんなしんどいことしてんだお。
まじで喉乾いた・・・腹も減った・・・もうすぐ給水所・・・
↓
給水所
↓
こっ!!こんなうまい水!おれ生まれてこのカタ…飲んだことが!ねーーぜぇーーッ!!
なんつーか気品に満ちた水っつーか、例えるとアルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか、スゲーさわやかなんだよ…
3日間砂漠をうろついて初めて飲む水っつーかよぉーっ
とりあえずチョコバー(持参)も食ってから走るかどうか考えるお。
↓
ウンまああ~いっ!こっこれは~っ!この味わあぁ~っ!(以下略)
6回戦
~30km 46:42
下半身全体が痛くなってくる。
一歩進む度に、太ももからふくらはぎまでがギシギシ言い、膝が悲鳴を上げる。
体力的には辛くないのに、足だけが別の意志を持って反乱を起こしているかの様だ。
しかし歩いたとしても同様に痛みが走る。それならば、すり足走法でも良いからゆっくりでも進む。
たまに足をほぐしつつ、給水と糖分補給はしっかりと。
7回戦
~35km 51:32
俺、このマラソン走り切ったら、チョコいっぱい貰えると思うんだ・・・
8回戦
~40km 49:12
計1キロは歩いたけど、もうすぐゴールと思うとテンション上がってきた。
とにかく足を壊さないように、最大限ケアしつつすり足走法で一歩ずつ。
9回戦
~42.195km 22:31
ちょっと歩いて、41キロからは気合で走りました。
「ここを超えれば、夢の195メートル」と見えた時は、一瞬目が潤んだ。
トータル → 6:05:09
マラソンにはドラマがあると言うけれど、様々な死亡フラグをへし折ってゴールした瞬間の高揚感、達成感は、どんなドラマのクライマックスにも負けず劣らず、筆舌に尽くし難いものであります。
今ならどんなことでも根性でできそうな気がする。
GP横浜は貰ったな。
さて、今週のバレンタインが楽しみだ・・・(最後の死亡フラグ)
最後に一言
二度とやるかっ!