前回のデッキ調整記にて、ANT・ドレッジ・DeedStillの三つからDeedStillを選択したことは書いたので、
今回はその細かい調整内容を書こうかと思いま。


まずはデッキを
「MetaboStill2012」

土地24
3Underground sea
2Tropical Island
4汚染された三角州/Polluted Delta
3霧深い雨林/Misty Rainforest
4不毛の大地/Wasteland
4ミシュラの工廠/Mishra’s Factory
2島/Island
1沼/Swamp
1森/Forest

スペル36
3瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage

4行き詰まり/Standstill
3破滅的な行為/Pernicious Deed
1ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles
2ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
4精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor

4渦まく知識/Brainstorm
2呪文貫き/Spell Pierce
3呪文嵌め/Spell Snare
4Force of Will
2無垢の血/Innocent Blood
2燻し/Smother
2壌土からの生命/Life from the Loam

サイド
3強迫/Duress
2外科的摘出/Surgical Extraction
2大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1自然の要求/Nature’s Claim
1青霊破/Blue Elemental Blast
1水流破/Hydroblast
3ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1滅び/Damnation

●土地バランス
フェッチ7枚は安定して各色、特に基本地形を持ってくるのに必要。
またロームで確実に土地を回収するにも、フェッチは6枚よりも7枚の方が安定している。
一番優先度が高いのが島の為、色は全て青絡み。
緑黒フェッチは優先度が低いし、そんな都合良く一枚挿しをツモるのは期待してないので不採用。
またフェッチを含めた各色の枚数は、青14・黒11・緑10。
この枚数なら十分運用可能で、事故る事は滅多にない。
リリアナのBB、DeedのBG、どちらを優先して運用するかを考えればOK。
このデッキの難しい点の一つが土地運用だから、そこだけはちゃんと考えてやる。
不毛の大地を減らしているリストをたまに見るけど、理解ができない。
不毛は勝ち筋の一つなので、減らすことすなわち勝率を下げている、とまで考えてます。

●PW枠
ジェイスは4枚確定。これは言わずもがな。
当初はリリアナを3枚積んでいたんだけど、少し引きすぎる場面が多かったので2枚へ。
同型、呪禁が多いデッキに対してはサイドから追加で一枚。

●除去枠
RUG等に入っているDelver・マングース、ナカティル、先達、マーヴェリックのマナ生物等、
1マナの除去が多めに取りたかったので、無垢の血を増量して2枚。
2マナの除去を最後まで迷って最終的に燻しへ、これは同型のミシュラを意識したから。
(これは結論から言うと、喉首狙いと一枚ずつが良かった。)
また恒久的な除去として、シャックル。これは3枚目のリリアナの代わりとして投入。
リリアナにはできないところをケアしてくれるので。使い勝手がすごくいい。

サイドボードには生贄系除去として追加のリリアナ、全体除去として滅び。
ペリッシュにするか少し迷ったけど、ペリッシュを避けてくるZoo、マーヴェリック等にもサイドインできるので、一マナ重いながらも採用した。
黒頂点でも良かったかも?

●打ち消し枠
FoW4枚はまぁ確定枠。
以前はピアス1枚・カンスペ1枚のバラバラ採用だったけど、
・カンスペはサイドアウトする割合が多い点
・メタの上位に考えているデッキ全般にピアスが有効な点
・長期戦で偏った引きをしたくなかった点
以上を踏まえてピアス2枚に。
呪文嵌めは現状2マナスペルが圧倒的に強い環境なので、3枚以下に減らす理由は無いと思ってる。
瞬唱を多めに採用している関係上、1マナスペルを多めに取るのも大事。

●ユーティリティ枠、特定デッキ対策サイドボード
ブレスト4枚はまぁ言う必要は無し。
行き詰まりは嵌めパターン、またどうしても張りたいタイミングが多いので4枚採用。
ロームは1枚では少なく、3枚では多い。
これはこのカードがデッキ内で八面六臂の動きを見せるからで、
・単純に土地を伸ばす為
・リリアナのディスカード用の回収
・不毛嵌め、
・ジェイスで戻した不要牌二枚を墓地へ
等、中盤以降に1枚絶対欲しいから。
序盤に引きたくないけど、途中で1枚は引きたく、可能な限り2枚は引きたくない。
これを満たす最適枚数は2枚。
サイドボードには対コンボに強迫を採用。
これは対バーンのサイドボードを兼ねることが出来るからで、以前の思考囲いに比べて耐性が一気に上がった。
また強迫も思考囲いもサイドインする相手は同じで、思考囲いでないとダメ(生物を抜きたい)という場面は稀。
あえて言うなら、ANTの闇の腹心、エルフ等の生物コンボに弱くなったといったところか。
まぁそのあたりの生物デッキには元々耐性があるのでいいかと。
ドレッジをかなり意識していたので、墓地対策を多めに採って計4枚。
サージカルは3枚入れたくないので2枚、残り2枚に何を採用するかという所で、RUGや地獄火花を採用している赤単に耐性を付ける為にレリック。
こちらの墓地も飛ぶけれど、被害とメリットをトレードオフすると檻やトーモッドに比べて俄然レリックに軍配が上がる。
1ドローできる点が地味に大事。
赤単対策に青ブラスト二種を採用、これは単純に赤メタ。絶対増えると思ってたので。
茶破壊はそこまで必要性を感じなかったけれど一枚は欲しかったので、自然の要求。
これまた対バーンにもなる、ミシュラに打ち込んでライフ回復しながらPOPケアなんて最高の使い方。

後はユーテリティの塊、瞬唱。
あらゆるデッキに入る汎用性抜群のヴェンデリオン。
尚、ヴェンデリオンは除去が減るサイド後だからこそ強いんであって、メインに入れてもそんなに強くない。

こんな感じでデッキ75枚が完成。
まだいくつか改良点は見えるけど、メタの読みは概ね正解だったし、それに合った構築はできてたし、サイドボーディングの枚数も完璧だったし、デッキの点数は90点くらいかな?


GPの詳細レポに続く。

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